3.野鳥の撮れる時期
野鳥をカメラに撮る事が出来るのは何時でもと言うわけにはいけません。 それは、野鳥個々に生態が異なるからです。
大きく分けて年中同じ地域に留まる鳥もいれば、時期が変わるごとに居住地域を変える鳥もおります。
ただ地域を変える鳥と言っても、日本から海外へ行くものも有れば 日本の国で場所を変えるものもおります。
又、同じ地域に留まると言っても、平地から山奥に変わるものもおります。此の事を充分考えておかないと、自分は此の鳥を撮りたいと考えても思い通りに撮れるとは限りません。
その為には、自分の関心のある個々の鳥に関して生態を、知る必要が有るのです。
それを知る方法としては、一つに鳥の図鑑、又インターネットで 見つける方法等が有りますが、私のお勧めは野鳥の会などに、 入会して、探鳥会などに行き、自分の目で確かめ、今何が 自分の行動範囲で、カメラで撮れる鳥がいるのか確かめる事です。
他に有効な方法として、この世界でベテランの人と、親しく なることです。そしてその方から情報を得る事も得策と考えます。
私の場合ですと、カメラを持ってぶらぶらしながら、それらしき人を見つけて、「今何を撮っていらっしゃるんですか」と お聞きしました。そうして自分も撮ってみました。
そのような事をしていると、又、その人の友人を紹介され、だんだん輪が広がっていきます。
この様な方法で、例えば冒頭に申しました、野鳥の撮れる時期等の情報が自分のものになれます。
人と人とのコミュニケーションが、いかに大事かと言う事について最近では特に深く考えるように成っているのが現状です。
確かに最初のとっかかりは、難しい面もあるかもしれません。しかし、それは余り意識されない方が良いと思います。