野鳥撮影時の必需品

2.野鳥撮影の必需品

・カメラ

当然野鳥の撮影をするわけですからカメラが必需品です。 それでは、どの様なカメラを選ぶかと言う事ですが、 それは人によって色々の観点から選定する必要が有るでしょう。

と言うのは野鳥の写真を撮るのは初めてかもしれませんが、 今までにカメラに対し他の事で接しておられなかったのかと言う事です。

仕事上でも使う機会は有るでしょうし、趣味で今まで景色や花など撮られていた方もおられるでしょう。

 従ってここでは、野鳥の撮影に関しての話に留めておきたいと思います。

 これも私は初心者なので、詳しい専門知識は持ち合わせておりませんので 一般的にどの様に選び、どの様に活用すべきかを述べます。

まずカメラの選定ですが、対象になる野鳥の種類によって、大きく異なります。

その要因は比較的近い対象のものを撮るのか非常に遠い距離のものを撮るかで大きく変わる事に成ります。

又、カメラもメーカー、種類によって随分コストが変わります。従って、ここでは比較的近いものを撮ると言う前提で話を進めます。実は私の野鳥写真撮りのきっかけは、

FaceBookに入会しているのですが、有る方が私の近所で、ご存じだと思いますが、カワセミを観たと投稿されていまして、私もそれを撮りたいと思いました。

しかし、私の持っていたデジカメは、一般的な物で、野鳥を撮れるような望遠機能は持ち合わせていませんでしたが、その方のように、野鳥が撮れるようにするには、どうすれば良いか悩んでいたところチョットした機会で、15倍のズーム機能を持ったカメラが、手ごろな価格で手に入ることと成りました。

そのカワセミを撮ろうとすると、そんな近い距離に来てくれません。 自分から近づくと逃げてしまうし、これも無理とわかりましたが、このカメラはコンパクトで服のポケットにでも仕舞える様な物でした。

一方野鳥は、ひょんな所で見かける事が有ります。そのような事で、私は出掛けるときは、これをポケットにしまってでかけています。近い距離にぱっと現れた時など役に立ちます。

他方元に戻りますが、一般的な野鳥を撮るカメラとして、適している物としては、写真の知識がまだそれほどないと言う事ですから、それには、一眼レフ機よりも高倍率ズームの大きめのコンパクトデジタルカメラの方が、使いやすいですし、遠くのものを撮るのに適していると思いますね。

これですとコストもそれほど心配する事もないですし、何よりも手軽に持ち運びできる事が、非常に魅力です。

ちなみに私の場合、先程の15倍ズームではとても限定されますので50倍ズームの方に切り替えました。対象となる撮る鳥の種名にもよりますが、殆どの野鳥がこれだと撮れると思いますが、とは言うものの語るほど簡単には、撮れません。

つまり、鳥がじっとしていてくれるものなら、簡単ですが殆どの場合そーではなく、すぐどこかに移動します。これは、慣れも必要ですが、照準器の着いているものなら、対象物のピントも合わせやすくお勧めします。

しかし、これはメーカと機種に限定されます。私の場合、オリンパス SP-100EEですが、もうこれは機種が変わっているかもしれません。

このカメラも、店頭で薦められて購入したものです。何れにしてもカメラの選定は、非常に慎重に選ばなければ後で後悔する事になりかねません。

従って、出来ればベテランの人から教えて頂くとか、直接カメラの販売店に行き、自分の意思を伝えて、店の方にアドバイスいただく事も一つの選択肢だと思います。

私の場合、多くは量販店よりも、そのメーカーの、カスタマーサポートセンターを訪問して、こちらのニーズを伝えれば、懇切丁寧に教えてくれますから、安心して気軽に相談に乗って頂けます。

こうしてカメラを選んで頂けたらと思いますが、何れにしても対象物が何か、例えばおおざっぱでも「山野の鳥」が撮りたいのか「水辺の鳥」を撮りたいとか意思ををはっきりしている方が選定しやすいでしょうね。

ちなみに今私はニコンCOOLPIX P900 デジタルカメラを主に使っています。これの特徴は83倍ズーム機能を持っているので超望遠撮影に非常に効果的です。

双眼鏡

実はこれも意外と思われるかもしれませんが、必需品なのです。 双眼鏡は鳥を驚かせないための道具なのです。 使う事によって肉眼よりも大きく鮮明により、詳しく形態や行動を観る事が 出来ます。

これにより鳥の状況が捉える事が出来、次の撮影がよりしやすく成ります。 選び方のポイントは倍率が8~10倍がお薦めで、対物レンズの口径は 20~40mmで自分の手に合ったものを選びます。

価格はおおよそ2~3万円位です。 尚詳しくはインターネット、或いは量販店で調べるのが良いと思います。

・カメラの三脚及び一脚

カメラの三脚及び一脚は対象となる鳥の種類によって要否が分かれます。 当然有るに越したことは有りませんが、鳥によっては素早く止まる 位置を変えるものも結構います。

この様な鳥を三脚を持って追っかける事は容易では有りませんが、 と言ってなければ手ぶれをおこして、画像を綺麗に取ることが 出来ない事も有ります。

尚三脚を選ぶときはカメラの重量に合わせて選びましょう。 これもお店の方に聞けば教えてくれます。

・野鳥図鑑 

知らない野鳥を見つけたときに役たつのが野鳥図鑑です。
野鳥図鑑にはイラストタイプと写真タイプの2種類があります。

イラストタイプの野鳥図鑑は野鳥の標準的な姿が掲載されています。
そのため、野鳥の個体差に左右されにくく、野鳥を識別するのに向いている図鑑といえます。

写真タイプの野鳥図鑑はバードウオッチングに出かける前に野鳥の種類を
勉強するのに向いています。

野鳥図鑑は、大きさは様々有りますが、私はポケットサイズのものを
持ち歩きしています。これだと嵩張らなく軽くておすすめです。

尚、野鳥には個体差が激しく、写真と異なることも多々ありますので
よく似た野鳥の識別に使う際は注意しましょう。

・帽子

草原や海での、野鳥撮影の場合、周りに日陰が少なく直射日光に照らされながら、
やらなければならないことも良くあります。

熱中症対策のためにも、必ず帽子をかぶって行きましょう。

・水筒

帽子と同じく野鳥撮影の大敵である熱中症を防ぐために水筒などの水分補給の
準備は必ずしておきましょう。私の場合水筒の大きいのは大層なので
ペットボトルのお茶とスポーツドリンクを2本持って行きます。

・食料

近場の場合、必要ないかもしれませんが、周りに何もない山奥などの林道などでは、
近くにコンビニなどなく、昼食の調達が出来ない場合が多々あります。

半日以上行動するのであれば、特に初めて行くような場所に出かける時は
食料を調達できる場所があるか、あらかじめのチェックをするか、
食料を準備して行きましょう。

・雨具

山や河川に出かけるとき、特に山に出かけるときは天気が急変することが多いものです。
従って、出かけるときは、折りたたみ傘あるいはレインコートを準備することが必須です。
片手が使えなくなる傘よりレインコートの方が良いでしょう。

・リュックサック

カメラ他持ち物は相当あります。両手の使えるリュックサックは必須アイテムです。

・コンパクトチェア

必須アイテムではありませんが、有れば便利と思いま。
同じ場所で、じっとして野鳥が出てくるのを待つことが多々あります。

そんな時に役立つものがリュックにしまえるほどの小ささのコンパクトチェアです。これがあれば楽にじっくりと待つことが出来ます。

・服装

服装は普通のハイキングの服装で良いのですが、先にも述べた通り、野鳥は非常に
敏感です。その為目立つ服装は避けましょう。特に赤とか黄色とかですが、

極力その現場の風景と、よく似た色合いのものが良いでしょう。
私は、グレー系が多いですが、中には迷彩服を着ている方を見かけます。
ここまでやればベターかと思います。

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